8月8日に発表された研究によると、オーストラリアのグレートバリアリーフの内部と周辺の水温がここ10年の間に400年で最も高くなり、この世界最大のサンゴ礁(グレートバリアリーフのこと)を脅威にさらしているという。
オーストラリア中の大学の科学者たちのグループは、サンゴに穴を空けて、木の年輪を数えるように、夏の海水温を1618年までさかのぼって計測するために試料を分析した。
100年ほど前までさかのぼった船と衛星のデータと合わせた結果、何百年も安定していた海水温は人間の影響で1900年から上昇し始めたことを示していると、この研究は結論付けた。