宇宙探査企業アイスペースは2度目の月面着陸ミッションを早ければ12月に開始すると袴田武史CEOが9月12日に発表した。
「HAKUTO-R」ミッション2では、フロリダからスペースXの「ファルコン9」ロケットがアイスペースの宇宙船が打ち上げられ、4~5ヵ月の宇宙飛行後に月面着陸を試みると、袴田CEOは述べた。
「月への再挑戦が近づいていることにわくわくしている」と彼は記者会見で述べた。この2度目のミッションは2023年4月に月面着陸を試みたアイスペースの1度目の試みに続くもので、1度目は高度計算のミスが原因で、最後の瞬間に失敗した。
2010年に設立されたアイスペースは現在、日本とアメリカ、ルクセンブルクで約300人を雇用している。