白亜紀の終わりの6,600万年前に地球に激突した宇宙の石は、恐竜やその他の生命体の多くの運命を決定づけた世界的な大災害を引き起こした。しかし、それは私たちの惑星に衝突した最大の隕石からかけはなれていた。
最大で200倍の大きさの隕石が、32億6,000万年前に地球に衝突し、さらに大きな規模で世界中での破壊を引き起こした。しかし、新しい研究が示すように、その災害は実は、細菌や、当時優勢だった古細菌と呼ばれるその他の単細胞生物にとって「巨大肥料爆弾」としての役割を果たし、重要な栄養素であるリンと鉄の供給が得られるようにすることで生命の進化の初期に恩恵をもたらしていたかもしれない。