中国の新しい研究によると、視力か聴力、もしくはその両方に不具合のある中年以上の成人は、視力と聴力のよい人々よりも、脳卒中や心臓病のリスクが高くなるかもしれないそうだ。
この研究結果は、10月22日にアメリカ心臓協会の『ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ハート・アソシエーション』誌に発表され、感覚障害の検査と、患者を眼鏡または補聴器で処置すること、これらの患者グループの心臓血管の健康にフォーカスすることは、そうしたリスクを減らすことに役立つ可能性があることを示唆した。
聴覚障害はコミュニケーションと認識能力に影響を与える可能性があり、このことは不安症やうつ病など、社交性と積極性を低下させる精神疾患につながるかもしれない―どちらも心臓血管の病気のリスク因子だ。