台湾の次期総統に選ばれた頼清徳氏は、この島(台湾のこと)の中国からの事実上の独立を守り、他の民主主義国との協調をさらに進めることを誓った。
頼氏(64)は、中国が自国の領土だと主張する人口2,300万人のこの島(台湾のこと)での1月13日の選挙で勝利した。頼氏は現在、民進党の副総裁で、民進党は台湾に対する中国の主権の主張を拒否している。
台湾が1996年に最初の総統の直接選挙を実施して以来、1つの政党が4年間の総統の任期を3期連続で率いたのは初めてのことだ。
支持者たちに話しかけて、頼氏は台湾は「世界中の民主主義国と協調して歩き続けていく」と誓った。
「私たちは国際社会に、民主主義と権威主義の間では私たちは民主主義の側に立つと表明している」と頼氏は述べた。
頼氏はこの島の防衛と経済を強化することを約束した。台湾の経済は、中国との貿易に大きく依存している。「台湾独立ための現実的な仕事人」としての彼の以前の立場を和らげる努力もしてきた。
中国は今回の選挙のことを戦争か平和かを選ぶ選挙だとした。中国政府は、政治の道を進むために医療のキャリアを捨てて草の根から総裁の地位に付いた頼氏に強く反対している。