3月31日の東京の気温は28.1℃となり、3月の過去最高気温となった。この天候は、首都周辺の公園で桜の花を楽しもうとする人々に弾みを与えた。
気象庁は、午後1時30分頃、東京千代田区で3月の過去最高気温が記録され、2013年の前回記録となる25.3℃を超えたと発表した。この気温は、1876年に記録を取り始めて以来、最高だった。
横浜市でも同じ日に3月の過去最高気温を記録し、26.9℃に達した一方、千葉県、埼玉県、神奈川県など、関東地方の広い範囲でも記録が更新された。
昨年は、東京の中心部で最初の「夏日」は3月24日となり、最高気温25℃が観測された。
首都の桜は最終的には3月29日に一斉に開花し、10年間で最も遅かった。気象庁による開花宣言は昨年よりも15日遅く、例年よりも5日遅かった。民間気象予報会社も今年の桜の開花はもっと早いと予想していた。
桜はまだ咲き始めだったが、人々はすでに関東地域の公園に集まり、温かい天候と、日本の主要な季節の行事である花見のパーティーを楽しんだ。