シナイアは長い間リゾートの町となってきた。ここは17世紀に、ルーマニアで最も貴重な宗教的建物の1つであるシナイア修道院周辺にできた。ルーマニアの国王が19世紀後半にここに城を築いたとき、シナイアはリゾートの町になり、今日までずっとそうだ。
プラホヴァ谷にあるこの修道院を訪れよう。あなたが目にする最も素敵なエリアの1つになるだろう。この修道院には2つの中庭があり、それぞれにビザンティン様式の教会がある。より印象的な大教会は比較的新しく、19世紀半ばに遡る。中に入り、まばゆい金色の司教座を見よう。この修道院には宗教的な物品を展示している博物館がある。
それほど遠くないところにペレシュ城がある。この城は、見事な山の景色が見られる場所に1873年から1914年にかけて建設された。さまざまなスタイルを融合した壮大な夏の住まいを作るために、何百万も投じたルーマニア国王キャロル1世によって建設された。この城は一般公開されていて、王族の大型コレクションの中の素晴らしい時計や花瓶、シルバーウェアのいくつかを誇らしげに飾っている。
しかし、シナイアは教会と城だけではない。町の北部へ少し行くとシナイア・スキーリゾートがある。ルーマニア最大で、長さ3キロのゲレンデを誇る。
足を延ばしての日帰り旅行には、ブチェジ山脈へ向かおう。2本のケーブルカーに乗って山登りは回避しよう:1本は「Cota1400」行きで、これは「高度1,400メートル」という意味だ。2本目は「Cota2000」へ連れて行ってくれる。
この山脈には、ハイキングに素晴らしく、それだけで1本のコラムが書けるくらいの自然豊かな公園がある。今はとりあえず、ここにある目を見張る岩の特徴の2つに言及するだけにしておこう:キノコ型の「バベルの岩」とスフィンクスだ。すごい!