中国の天門山は見て回れないほどたくさんのものや見どころがありすぎるように思えるとしたら、それには十分な理由がある：実際、見て回れないほどたくさんのものと見どころがあるのだ。
その魅力の１つは、単にそこへ到達することだ。山まで続く道は中国では99カ所のカーブで有名で、確実にあなたはビクビクさせられるだろう。世界で最も危険な道の１つとしても知られ、窓からの眺めは息を飲むような、もしくは、恐怖を起こさせるようなものだ―それはあなたがどのくらいのリスクを心地よく感じられるかによる。
さほど心臓が高鳴ることなく上へ行く方法は、張家界市からケーブルカーで行くことだ。このケーブルカーは世界最長とされる―ほぼ７キロ半で、約40分かかる。
ケーブルカーに乗って頂上付近までいくと、世界で最も珍しい景色がある：山の高くにある巨大な洞窟だ。天国の門と呼ばれることもあり、観光客だけではなく命知らずの人をも引き付けている。冒険家たちは、ウイングスーツやジェットスーツを着てこの中を通って飛んできた。スタントマンは車で階段を上ってきた。
この洞窟までの999段の階段を上るのには、命知らずである必要はない。その眺めは素晴らしい。
あえて挑むなら、崖の歩道に挑戦してみよう。それは地上1400メートルのところでこの山に沿うので、高さに不安があるならここを歩かない方がよい。この歩道は長さ約1.6キロで、60メートルのガラス張りの床になっている部分もある。
まだ余力があるだろうか？ 森林のあるエリアをハイキングして、天門山寺を訪れよう。その敷地は山の頂上の寺院にしては驚くほど広く、巨大なお堂と図書館、背の高い観音殿が建つ余裕がある。この全てが、地上数百メートルのところにある。
毎週届く！
