美しいビーチが古代遺跡と出会う楽園を夢に描くことができるなら、メキシコのユカタン半島にあるトゥルムよりももっとよく想像できる場所はないだろう。
トゥルムは数世紀前に、カリブ海に面したユカタン半島にマヤ文明によって建設された。
ここは、リヴィエラ・マヤと呼ばれる長く伸びた海岸線の一部で、リゾート地と観光名所がたくさんある。リゾート地の多くは、自然の動植物たちとのつながりを強調している。
マヤの古代都市であるトゥルム古代遺跡を訪れることができる。ここは他のマヤ遺跡に比べるとかなり小規模で、短期間の滞在でも楽しみやすい。風の神寺院はランドマークになっていて、周辺から数マイル離れたところでも見える。さらに深く入り込みたければ、しかし、小さな、降臨する神の寺院など、見どころはたくさんある。
より大きな古代遺跡群を見たければ、車で1時間以内のところにあるコバのイクスモジャ・ピラミッドをおすすめする。コバにはかつて約5万人が暮らしていた。メキシコの他の古代ピラミッドとは異なり、ここには今でも登ることができる大きなピラミッドがある。イクスモジャ・ピラミッドはてっぺんまで130段あり、頂上からは見事な森林の眺めが楽しめる。
このエリアにたくさんある天然の泉の1つでひと泳ぎしてリフレッシュしよう。泉は、石灰岩の中に穴が空き、下から水が現れてできる。トゥルム周辺の泉は泳ぎ場所として人気で、その多くには昼食を楽しむことのできる店が近くにある。
トゥルムには、もっとたくさん見どころがあるが、すごい写真を撮りたければ、アハウ・トゥルム・ホテルにある高さ10メートルの像を見つけに行こう。この像は、怖くもあり魅力的でもある。