サウジアラビア北西部のメディナ州に、古代都市アルウラがある。ここは、2,000年以上前にナバテア人によって建設され、重要な市場のルートの一部だった。現在、ここには4万人ほどの人々が暮らしている。
アルウラの旧市街地には、数百の日干しレンガ造りの家屋と店が立ち並んでいる。人々はここに1980年代まで住んでいて、その魅力的な歴史についてガイド付きのツアーで学ぶことができる。
アルウラは、驚くべき砂漠の建築物に近いことで最も有名だ。ナバテア人は2つ目の首都を、アルウラの北へ約100キロのところにあるヘグラに建てた。彼らはほこりっぽい赤い石のブロックに建物を彫り込んだ。彼らは建物の中に水を運ぶ方法を考案した。この地域周辺を歩き回り、宴会場と墓地を見てみよう。紀元前1世紀という古さのものもある。
アルウラに戻る途中で、エレファント・ロックに立ち寄ろう。これは高さ52メートルの天然岩石で、あなたは驚きで言葉を失うだろう。夜まで滞在することに決めたら、ドラムを叩き、食事を楽しみ、雰囲気に浸ることができる。
地域全体を一望するなら、熱気球に乗ろう。1,200メートルの高さに上がると、その全てがいかに平和に(静かで落ち着いて)見えるかに驚くだろう。
ショーが好きなら、砂漠のど真ん中にあるユニークなコンサートホール、マラヤのスケジュールをチェックしよう。マラヤは「鏡」という意味のアラビア語で、コンサートホールは世界最大の鏡張りの建物になっている。2018年にオープンして以来、シール、アリシア・キーズ、アンドレア・ボチェッリなどのアーティストを招いてきた。しかし、ショーがないときでも、屋上で食事をする他にはない経験を楽しむことができる。