数年前に、私たちは北極圏からそれほど遠くないノルウェー北部にあるロフォーテン諸島を取り上げた。今週は、この諸島のうちの1つ、モスケネス島に注目しよう。この島では、他では見られない手つかずの自然の風景が見られる。
ノルウェー本島のボーデから、モスケネス港までカーフェリーに乗り、それから南西方向へ車で移動して、小さな村、オーへ行こう。この名前は「流れ」を意味し、かつてはここで人々は釣りをして生活していた。現在では、オー村は釣りの博物館が2つあることで知られている。どちらも、高床式の建物で、ノルウェーの国旗と同じ赤で壁が塗られている。どちらも心地よく過ごすのにぴったりな場所だ。
北東へ車で移動してレーヌ村へ行き、レーヌブリンゲン山へのハイキングを楽しもう。このトレイルにはシェルパによって作られた岩の階段があり、登るのに約2時間かかる。ご褒美は、フィヨルド、山の湖、そして下にある村の素晴らしい景色だ。
さらに北へ車で走り、ハムノイへ。橋の「フォトスポット」にしばし止まり、素晴らしい山々を背景に村を完璧にフレームに収めた写真を撮ろう。
それから、2つの大きな橋で北部のフラックスタッドと結ばれた遠隔地にある村、フレドヴァンへ向かおう。フレドヴァンは2ヵ所の最高のトレイルに近い:クヴァルヴィカ・ビーチに続くトレイルと、ライテンに続くトレイルだ。
ライテンのトレイルは往復約3時間かかり、高さ520メートルの地点まで登ると、岩の多い高台からクヴァルヴィカ・ビーチの青く美しい海が見える。直接ビーチに向かうハイキングも可能で、運が良ければこの場所を独り占めできるかもしれない。