ドナルド・トランプ氏は1990年代に雑誌記者のE・ジーン・キャロル氏に性的暴行を加え、その後、彼女の名誉を棄損したと、ニューヨークで陪審員らが5月9日に判断し、彼女に500万ドル(6億7,500万円)の損害賠償を認めた。
大統領再選を目指して活動しているこの元アメリカ大統領(トランプ氏のこと)は、控訴するつもりだと、彼のスポークスマンは述べた。
キャロル氏(79)は民事裁判中に、マンハッタンの百貨店の更衣室で1995年か1996年のいずれかにトランプ氏(76)が彼女をレイプし、その後、2022年の彼のメディアプラットフォームでの投稿で、トランプ氏が彼女の主張が「完全なうその仕事」「作り話」「うそ」だと書いて彼女の名誉を傷つけたと証言した。