アメリカのドナルド・トランプ元大統領は6月13日、彼が退任したときに国の機密文書を違法に保管し、それらの文書を取り戻そうとした職員らに嘘を付いていたと連邦裁判所で訴えられている全37件の罪状に対し、無罪を主張した。
マイアミにある連邦裁判所でのトランプ氏の罪状認否によって、2024年11月の選挙で大統領に再選を目指す選挙活動に入るこれからの数ヵ月間に及んで展開するであろう法廷争いが始まる。
トランプ氏は、しかめ面をして椅子にもたれかかったが、47分の審理中に発言しなかった。彼は連邦犯罪で起訴された初めての元大統領だ。