フィンランドがNATO(北大西洋条約機構)に加盟したことを受けて、ロシア政府がこの北欧の国(フィンランドのこと)を不安定にするために「ハイブリッド攻撃」の一環として移住者を活用しているのではないかという懸念の中で、フィンランドはロシアと接する最後に残った国境を封鎖すると11月28日に発表した。
中東とアフリカからの移民が急増していることを受け、フィンランドはすでに、ロシアと接する1,340キロの国境上にある8ヵ所の検問所のうちの7ヵ所を封鎖している。「私たちは、我が国の安全性を弱体化させるいかなる試みも受け入れない。ロシアはこの状況を引き起こしており、それを止めることもできる」と、ペッテリ・オルポ首相は報道関係者らに語った。