イスラエルとハマスの戦争から100日目の節目に1月14日、ベルリンからロンドン、リマソールからカラチまで、何万人もの人々が街頭に繰り出した。異なる主張のデモは、ハマスが拘束しているイスラエルの人質の解放を要求するか、ガザでの停戦を求めるかのいずれかだった。
パキスタン南部のカラチでは、同国最大の宗教政党ジャマーアテ・イスラーミーが主催した集会で、抗議者たちがパレスチナの旗を振ったり、パレスチナの伝統的なスカーフであるクーフィーヤ(ケフィエ)を身に着けたりして、パレスチナ人との連帯を表明した。
ロンドンでは、約1,200人のイスラエル人が殺害され戦争を引き起こした10月7日の攻撃でハマスの兵士に連れ去られた人質132人の解放を求めるデモが行なわれ、数千人が「今すぐ彼らを連れ戻せ」と唱えた。
前日にはロンドン、ダブリン、エディンバラで数千人の親パレスチナ派がデモを行ない、紛争の恒久的な停戦を求めた。世界30ヵ国が参加する世界一斉行動の日の一環である。/ガザ保健当局によれば、飛び地であるガザの死者は2万3,000人を上回ったという。