この世界に初の「1兆長者」が10年以内に現れると、貧困根絶に取り組む組織オックスファム・インターナショナルは1月15日、スイスのダボスに政治と経済のエリートたちが集まるタイミングに合わせて毎年発表している世界の不平等に関する評価報告書の中で発表した。
オックスファムは、超富豪と世界人口の大半との間で広がる格差を世界経済フォーラムの年次会合中に強調しようとしており、この格差は(新型コロナウイルスの)パンデミック以降「過熱して」きたと算出している。オックスファムは、2020年以降、5人の最も裕福な男性の富は実質114%跳ね上がったと発表した。