完全に自転車で移動できる都市になる長期計画をフランスの首都(パリのこと)が推し進める中、パリの人々は2月4日の住民投票で、大型SUV(スポーツ用多目的車)にこれまでの3倍の駐車料金を課すことに賛成する投票をした。
パリの人々の約54.5%がこの措置に賛成票を投じ、他方、45.5%が反対票を投じた。有権者130万人のうちのわずか5.7%しか投票しなかった。
この投票は、パリの住民たちが電動スクーターを禁止する投票をした後、1年以内に行なわれた。「いつでもより大きく、より背が高く、より広い車を求めるこの傾向を破るときが来た」とアンヌ・イダルゴ市長は述べた。