イギリスの国王チャールズ3世はがんと診断され、治療を開始したとバッキンガム宮殿が2月5日に発表した。王位を継承してから18ヵ月以内で、この75歳の君主(チャールズ国王のこと)は表立っての公務を一時停止するが、事務的な執務は継続する。
バッキンガム宮殿は、国王がどのようながんにかかっているのかについては公表しなかったが、良性だった前立腺の疾患について最近受けた治療とは関連がないと述べた。バッキンガム宮殿は、チャールズ国王が先月、ロンドンの病院で3日入院した前立腺肥大症の治療中に「別の健康上の懸念が確認された」と発表した。