ツバルは2月26日、元法務長官で漁業関係当局職員のフェレティ・テオ氏を新首相として発表した。彼は、この太平洋の島国(ツバルのこと)で国会議員たちによって対立候補なしで選出されたと、関係者たちは述べた。
テオ氏は、1月26日の総選挙で議席を失った親台派のカウセア・ナタノ氏と交代する。南太平洋における影響力を求めた地政学的な争いの中で、この選挙は台湾と中国、アメリカ、オーストラリアに注視されていた。
9つの島にまたがる人口1万1,200人のツバルは、ナウル共和国が1月に中国政府に転向した後、太平洋に3つ残っている台湾の同盟国の1つだ。