ペルーは2月26日、熱波と大雨により、デング熱の発症件数が急増する中、国内ほとんどの地域で健康上の非常事態宣言を発表した。
この南米の国(ペルーのこと)のこのウイルス(デング熱のこと)による死者数は、今年これまでに32人に上ると、セサール・バスケス保健大臣は2月26日に述べた。合計発症件数は、今年の最初から8週目までで3万1,300人に上り、最初の7週目までの2万4,981人から増加したと、バスケス保健大臣は述べた。
ペルー政府の内閣は、緊急事態宣言を出す動議を承認したと、バスケス保健大臣は報道関係者たちに語った。その数時間前に同大臣はデング熱の大流行が「差し迫った」ものであると述べていた。