タイは、弱い立場の人々を支援するため、デジタル通貨支給プログラムで1,450億バーツ(約6,000億円)を予定されていたよりも早く給付すると財務副大臣が9月9日に発表し、短期的な経済刺激策の必要性を強調した。
上院での予算に関する討論中の発言で、ジュラプン・アモルンヴィヴァト財務副大臣は、5,000万人のタイ国民に一人当たり1万バーツ(4万2,000円)を地元で使うために給付することで、経済活動を刺激しようとしている目玉政策のデジタル通貨給付プログラムに合計4,500億バーツ(1兆8,000億円)を政府は用意していると述べた。