未来のビジネス上のリスクに対処する自動車メーカーの能力に関するランキングで、トヨタは昨年の2位から10位に転落したと、スイスのビジネスクールが5月16日に発表した。トヨタの電気自動車へのシフトが、アメリカや中国の競合他社よりも遅いことを明確にした。
国際経営開発研究所によると、自動車メーカーの「未来準備指標」を測るこの年1度のランキングは、イノベーション、事業の多様性、財務的健全性といった要素を基に作られるという。
アメリカの電気自動車大手テスラが、中国の競合企業からの圧力をかわし、昨年から変わらずにランキングの1位となり、他方、中国の自動車メーカーBYDは2位に浮上した。