2023年上半期の日本の企業倒産数は、企業が新型コロナウイルス感染症のパンデミックのさ中を生き残るために借金をさらに多く背負い込んだため、前年から32.1%増加して4,042件となり、5年ぶりの高水準となったことが、信用調査会社の調査で7月10日に示された。
1,000万円を超える負債が関わる倒産の増加は、多くの企業が無利子・無担保融資の返済を始める中で起こっており、この融資はパンデミック対策としての政府のプログラムの下で貸し手が提供していたと、東京商工リサーチは述べた。
合計で、322件が緊急プログラムによる資金提供を受けた企業で、前年からほぼ2倍となる。