東京都の中心部の23区の新築マンション1戸当たりの2023年上半期の平均価格は、過去最高の1億2,960万円に急騰し、主に、高い建材費と建築コストに起因すると、ある研究所が7月20日に発表した。
不動産経済研究所によると、新築マンションの平均価格は、前年の1~6月の期間に比べ、60.2%増加し、1991年の前回の過去最高記録の9,738万円を超え、上半期では初めて1億円を上回ったという。
首都と周辺の千葉県、神奈川県、埼玉県の3県の同じ時期の平均価格も、過去最高の8,873万円となり、36.3%増となった。