日本の1時間あたりの最低賃金の平均は、厚生労働省の諮問機関が7月28日に、その率(最低賃金の全国平均のこと)を41円値上げして1,002円にすべきだと提案した後、政府の重要な目標値となる1,000円を上回る見込みだ。
最低賃金を1,000円以上に増やす目標は2015年に設定され、今年達成されるだろうと広く予想されていた。岸田文雄首相は今年、この節目に達する重要性を強調していた。
現在の全国平均は961円で、東京都が最も高く1,072円、青森県、秋田県、愛媛県、高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県が最も低く853円だった。