新型コロナウイルス感染症関連の規制の廃止を受け個人消費の回復に支えられ、国内の景気は今後1年拡大すると日本の大手企業の8割以上が予想していることが、共同通信の調査で示された。
トヨタ自動車やファーストリテイリングを含む114社を対象とした調査で、82%が景気拡大を予想すると回答し、企業が物価の高騰を懸念していた昨年夏の55%から増加した。
この調査結果は、企業が原料費とエネルギーコストの高騰の問題に取り組む中でさえも、経済についての楽観的な見方を示し、景気拡大を予想した企業の94%が主な原動力の1つとして消費者支出の回復を挙げた。