アメリカ運輸省は8月28日、アメリカン航空に対し、滑走路に数千人の乗客を違法に数時間待機させたことで、罰金410万ドル(5億9,900万円)を科した。この規則違反での過去最大の罰則となった。
科された410万ドルのうち、205万ドル(2億9,900万円)は影響を受けた便の乗客に提供される補償としてこの航空会社に充当される。
政府の調査で、2018年から2021年の間にアメリカン航空は国内便43便で、運輸省の滑走路上の遅延の規則に違反し、乗客に飛行機を降りる機会を与えず長時間滑走路に飛行機を待機させたことが判明していた。