ウォルト・ディズニーは9月19日、テーマパーク事業への資本支出を約2倍にし、今後10年間で約600億ドル(8兆8,000億円)を投じると発表した。
フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールドリゾートで開かれたウォールストリートのアナリストたちと投資家たちの会合で、ディズニーのボブ・アイガーCEOと、同社のテーマパーク事業のトップであるジョシュ・ダマロ氏は、投資のペースを加速することを発表した。
テーマパーク事業はディズニーにとって確実な収益のけん引役になってきており、ストリーミング配信事業のディズニープラスの損益を緩和する一助となっている。ディズニープラスは来年になってようやく利益を生むようになると予想されている。アイガーCEOは、テーマパークのことを、カリフォルニアを拠点とする世界的なエンターテインメント企業(ディズニーのこと)にとっての「素晴らしい事業」と表現した。