日本の支払い決済ネットワークの復旧作業が、システム障害で11銀行での送金に混乱が生じた2日後の10月12日に完了したと、その運営者が発表した。
500万件以上の取引に影響が出て、ATMとオンラインバンキングシステム、銀行のカウンターでの送金・着金が全て遅れた。
全国銀行データ通信システムの不具合により、一部の自治体の育児手当の支払いに影響が及び、一部の企業の保険金の支払いに遅れが生じた。
全国銀行協会によると、このネットワークが1973年に立ち上げられて以来、システムの問題で消費者に影響が及んだのは初めてだという。