エヌビディアは6月18日、同社の高性能のプロセッサーが人工知能(AI)技術でより優位に立つ争いで中心的な役割を担う中で、世界で最も時価総額の高い企業になり、テクノロジー企業の重鎮であるマイクロソフトを首位から降ろした。
この半導体メーカー(エヌビディアのこと)の株価は3.5%増加して135.58ドル(2万1,400円)となり、同社の時価総額は3兆3,350億ドル(526兆円)に高まった。これは、iPhoneのメーカーであるアップルを上回って時価総額が世界第2位になったわずか数日後のことだ。
過去1年間でのエヌビディアの驚異的な市場価値の急上昇は、新興のAI技術についての楽観的な見方によるウォール街の熱狂を象徴するものになってきた。