日本のキリンホールディングスは6月14日、スキンケアと化粧品のブランドのファンケルを2,207億円で買収する提案をしていると発表した。このビールメーカー(キリンホールディングスのこと)は健康とウェルネスの分野へ方向転換を続けている。
国内市場の縮小と若者の間でのビールの消費量の低下に直面し、日本の歴史の長い醸造会社各社は海外市場か新しい市場に拡大するプレッシャーにさらされている。ファンケルの取引は、キリンが1,660億円でオーストラリアのビタミンメーカー、ブラックモアズを昨年買収したことに続く。
キリンは、日本を拠点とするファンケルの33%の株式を現在保有しており、まだ所有していない株式について一株2,690円を提案する。ファンケルは別の発表で、同社の取締役会はこの取引について好意的であると述べた。