サックス・フィフス・アベニューの親会社HBC は7月4日、百貨店チェーンのニーマン・マーカスを26億5,000万ドル(4,250億円)で買収すると同社は発表した。これにより、両社は販売業者との交渉力が強化され、コストをコントロールする能力が高まる。
この取引は、新型コロナウイルスのパンデミック後に高級小売のブームが起こった後に続いて、高い利率と物価上昇により、顧客が予算を圧縮せざるを得なくなり、鈍化する需要に高級小売業者が苦戦する中で起こった。
HBCは、サックス・フィフス・アベニューと、ニーマン・マーカス、他の高級小売業と不動産資産を統合した事業体のサックス・グローバルを設立するを発表した。
ニーマン・マーカスは2020年に破産申請をした。