国土交通省は、貨物を輸送するための、東京や大阪などの大都市を繋ぐ自動物流レーンの設置を検討している。これにより、交通渋滞が一日に最大3万5,000台削減され、貨物業界の深刻な運転手不足に対処することの助けとなると見込まれる。
こうしたレーンにより、無人カートを使って小さな荷物の輸送が可能になる。今後10年以内にルートを設置することを目標に、限られた地域で一定期間に実施される試運転に向けた準備が間もなく始まる。
高速道路の運営会社は、中央分離帯か高速道路の横に、もしくは地下のいずれかに、自動物流レーンを設置することを提案してきた。