家電メーカーのシャープは9月26日、日本の建築家の隈研吾さんの事務所が監督したデザインの空気清浄機を発売すると発表した。隈研吾さんは、2021年に開催された東京2020大会のメーン会場となった国立スタジアムなどのプロジェクトで知られている。
10月21日に発売予定のこの空気清浄機は、外側の素材にオークの無垢材を使用した家具のようなデザインが特徴となっている。希望小売価格は55万円だ。この空気清浄機は主に企業顧客をターゲットとしているが、シャープでは小売店の消費者からの注文もウェブサイトで受け付ける。
大阪を拠点とするシャープは、再建のための努力の一環として、白物家電事業を強化している。