キャセイパシフィック航空は、非英語話者に対する差別を受けたと乗客が訴えた後、客室乗務員3人を解雇した。この事件は、中国共産党の機関紙で批判された。
この事件は5月21日に中国南西部の成都から香港行きの便で発生した。その乗客は、インターネット上の投稿で不満を述べた。乗客は、一部の客室乗務員が英語を話さない乗客に対して無礼な態度を取ったと書いた。乗客は、客室乗務員の休憩エリアの付近に座っていて、その乗務員たちが乗客について文句を言っているのが聞こえたという。
「英語でブランケットと言えなければ、ブランケットを受け取ることができない」と、ある人物はソーシャルメディアに投稿された音声クリップで語った。そのコメントには笑いが続いた。
キャセイパシフィック航空は5月22日、ソーシャルメディアプラットフォームのウェイボーで謝罪した。同社は、乗客の「不快な経験」について申し訳ないと書いた。