ある日本の企業が開発した人気の登山用アプリは、救助隊が遭難した登山者の位置を特定するための便利なツールになっている。「ヤマップ」のGPS技術は、携帯電話のサービスがないときでさえも、持ち主の携帯電話の正確な位置を共有できる。
ヤマップのユーザーはまず、携帯電話に地図をダウンロードする。ユーザーはその地図上で場所を見つけ、家族や友人に、携帯電話の通信サービスがないときでさえも、位置を知らせることができる。
福岡を拠点とするテクノロジー企業ヤマップ・インクは、行方不明になった登山者について、警察や救助隊の他、アプリデータを求める人々から連絡を受けたのは2022年に200件で、2020年の46件、2021年の89件から急増していると述べた。
岩手県、宮城県、静岡県を含め、16都道府県の警察部隊は、事故に巻き込まれた可能性がある人々についての正確な情報に迅速にアクセスできるようにするため、同社との合意に署名している。