東京都渋谷区の区長は9月12日、ハロウィーンにはこの人気の地区(渋谷区のこと)から離れているように人々に頼んだ。区長は、大勢集まるパーティー好きの人たちの安全が保たれないだろうと懸念していると述べた。
長谷部健区長は、ソウルの梨泰院(イテウォン)地区で起きた人混みによる死亡事故を引き合いに出して、昨年ソウルで発生したような事故が渋谷で起こったとしても「驚くことではない」だろうと述べた。
150人以上の人々が10月29日の群集事故の後に死亡した。この日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の規制が勧告で緩和されて以来、初めてのハロウィーンのお祝いに参加するために数万人の人々が集まった。
「ハロウィーンのためだけに来るのであれば、渋谷に来ないでほしい」と長谷部区長は報道関係者らに語り、この地区はパーティー会場ではないと付け加えた。
渋谷駅周辺では10月27日から11月1日の早くまで飲酒が禁止され、店舗では10月28日から31日まで、アルコール類の販売制限を求められる。