半導体業界の大手企業が2024年に北海道にサポートセンターを設立することを検討している。
ASMLホールディングの関係者は9月26日、同社は千歳市に40~50人のエンジニアを派遣する予定だと発表した。エンジニアたちは新しい日本の半導体メーカー「ラピダス」をサポートする。
ASMLはリソグラフィー機器(半導体基板などにIC回路などのパターンを描画する機械)の大手メーカーだ。この機械は、半導体を作るのに不可欠なものだ。オランダの同社は、同社製品を使用する顧客に対しメンテナンス業務も行なっている。
ラピダスは、最先端の2ナノメートルの次世代半導体を提供するため、トヨタやソニーを含む日本の大手企業8社によって昨年設立された。
同社は、9月に千歳市にある工場で起工式を行なった。2025年4月に試作を開始する計画だ。