混雑を緩和するため、一部の富士山の登山者は今年の夏から2,000円の料金を支払わなければならなくなるだろうと、山梨県庁は2月1日に発表した。
この通行料は、山梨県の山道を登る登山者を対象とする。この登山道は、日本最高峰を登頂するために最もよく使われる道だ。
この動きは、「弾丸登山」といった安全ではない登山行為に対する懸念が高まる中で出された。弾丸登山者たちは、山で一晩眠らずに、一気に日の出に向けて山頂に到達しようとする。
「登山者数を抑制することは、混雑が見られる中で緊急の課題だ」と、山梨県の長崎幸太郎知事は記者会見で述べた。
山梨県は2月1日、飛石からの保護のための避難所を建設すると発表した。同県では、登山者数の上限を1日当たり4,000人に制限するとも述べた。