子どものときにポリオを克服した後、鉄の肺の中で70年間生きてきたまひのあるテキサスの男性が死去したと、彼の家族が明らかにした。
ポール・アレクサンダーさん(78)は、3月11日に死去したと、弟のフィリップさんがフェイスブックで3月12日に発表した。死因は公表しなかった。
「彼のように称賛された人の人生に関わることができて光栄だった。彼は何百万人もの人々を感動させ、インスピレーションを与えた」と、フィリップ・アレキサンダーさんは書いた。
アレキサンダーさんはポリオに感染した後、全身型の金属製の「鉄の肺」の中に1952年に入れられたとき、6歳だった。
アレキサンダーさんは法科大学を卒業し、司法試験に合格して、弁護士を務めた。彼は全ての大陸も旅したと、彼の弟は述べた。
「彼はおいしい食べ物とワイン、女の人、長いおしゃべり、学ぶこと、笑うことが好きだった」とフィリップさんは書いた。
アレクサンダーさんは新型コロナウイルス感染症に感染し、2月に入院した。