イギリスのリシ・スナク首相の喫煙禁止法案が4月17日に議会における第1回目の採決で、可決された。
紙たばこ・電子たばこ法案は、2009年以降生まれの人全員を対象に、成人年齢を越えた後も、合法的にたばこを買うことをなくすことを目的にしている。
この法案は、賛成373票、反対67票で可決された。しかし、スナク首相が所属する保守党の数十人の議員たちが反対票を投じた。
世界で最も厳しい禁煙規則の数々を課すスナク首相の計画は、与党内の一部の議員を怒らせた。そうした議員たちは、国家は人々に対して人生をどのように生きるべきかを指図すべきではないと述べる。
この法案は現在、議会における次の段階へ移る。次は、議員たちが法案に修正を入れようとすることができる。
政府のデータによると、2022年のイギリスの喫煙者は約640万人だったという。それは成人人口の約13%に相当する。