1月から3月までに、日本で2万1,716人の人々が自宅で一人で死亡したと、警察庁が5月13日に発表した。死亡件数の8割近くが、65歳以上の人々だった。
一人で死亡することについて公式な総数を警察庁が発表したのはこれが初めてだ。この数値には、自殺で亡くなった人も含まれる。
自宅で一人で死亡する高齢者の数は、年間6万8,000人に達すると推定されていると、警察庁の職員である親家和仁氏は、衆議院の委員会で述べた。
日本が人口の高齢化に取り組む中、孤立死について議論することが重要になっている。
ニッセイ基礎研究所による2011年の報告書では、自治体の7割が孤立死に関するデータを集めていないことが分かった。
内閣府では、昨年8月、孤立死について調査する専門家から成るワーキンググループを発足した。