環境保護を訴える抗議活動者たちが6月19日、イギリスのストーンヘンジに塗料を吹きつけ、一部の石にオレンジ色のペンキの跡がついた。
古代遺跡に損害を加えた疑いで2人が逮捕されたと、警察は声明で発表した。
「極めて心が痛み、当団体の学芸員は被害の程度を調査している」とストーンヘンジを管理する慈善団体イングリッシュ・ヘリテッジはXに投稿した。
ストーンヘンジはイギリスで最も訪問者の多い観光地の1つだ。
この襲撃は夏至―北半球において1年の中で最も日が長い日―の前日に発生した。夏至を祝うためにストーンヘンジにはたいてい、数千人の祝う人々が集まる。
環境団体「ジャスト・ストップ・オイル」が公開した動画で、2人の抗議者がユネスコ世界遺産に登録されているこの遺跡に向かって走り、その上にオレンジ色のペンキを散布している。他の人々は彼らを止めようとしていた。