Los Angeles City Council saves Marilyn Monroe’s home from demolitionマリリン・モンローさん邸宅 米ロス市議会が歴史的文化財に指定

ロサンゼルス市議会は６月26日、マリリン・モンローさんの旧宅を歴史的建造物に指定することを全会一致で可決した。

この投票により、旧宅は取り壊しから守られた。スペインの植民地様式のこの家は、モンローさんがかつて所有した唯一の家だ。1962年にこの家を買ってから６ヵ月後に、彼女はそこで死去し、死因は薬物の過剰摂取と見られている。

この決定は、高級住宅街ブレントウッドにあるこの家の所有者と市議会との間での数ヵ月に及ぶ争いの後に出された。

隣に住む夫婦のロイ・バンクさんとブリナー・ミルシテインさんは2023年７月にこの物件を835万ドル（13億円）で購入した。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、２人はこの家を取り壊して、自分たちの敷地を拡大する予定だったという。

市議会のトレイシー・パーク議員は昨年、文化財の地位をこの家に与えることでこの家を保全するという動議を提出したと、ロサンゼルス・タイムズ紙は報じた。

この夫婦は市議会の決定に異議を申し立てている。