80歳の女性が6月25日に、青森市内の山中でタケノコを採集している最中に熊に襲われた後、死亡した。
女性は午前8時45分頃、タケノコ採集をしていた仲間に八甲田山系で意識不明の状態で発見され、警察と地元の狩猟者による救助活動につながった。
女性は青森市内の病院で午後3時頃に死亡が確認された。
地元職員らによると、身長1.5メートルほどの成獣のツキノワグマによる襲撃は、午前8時30分頃に発生したと思われるという。
タケノコ採集をしていた2人は、午前6時頃山中に入った。2人は別々にタケノコ採集をして、後からスタート地点で集合する予定だった。その場所に戻ってきた後、採集していたもう1人の人は、女性が意識不明の状態になっているのを発見した。
熊の襲撃で死亡につながったのは、この出来事が青森県内で今年初めてだった。