過去6ヵ月間で日本国内において81の介護施設が倒産したと、東京を拠点とする研究所が発表した。
これは、2000年に介護保険制度が開始されて以来、上半期に記録された最も高い数値だ。昨年同時期と比較して50%増となると、東京商工リサーチは述べた。
これまで、記録された最多の倒産件数は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック中の2020年の58件だった。
介護業界は、高齢化する労働者に代わる新しい雇用者を見つける難題に直面していると、同研究所は述べた。
「人手不足の解消と物価上昇の先行きが不透明なままで、介護事業者の倒産件数は当分の間は増加しそうだ」と東京商工リサーチは述べた。