ロンドンのバッキンガム宮殿の夏季開放期間中に訪れる人々は、よくイギリス王室がそろって並ぶ有名なバルコニーの後ろに立つことができる。
バッキンガム宮殿では初めて、その象徴的なバルコニーがあるセンタールームを含む建物の東棟を開放する。
「この部屋は、ヴィクトリア女王とアルバート公によって行なわれた東棟の改築の一部だ。このバルコニーを提案したのはアルバート公だった」と、ロイヤル・コレクション・トラストの装飾芸術担当の学芸員であるニコラ・ターナー・インマン氏は述べた。
来館者はバルコニーに立つことは許可されない。しかし、来館者は、ザ・マル (バッキンガム宮殿とトラファルガー広場を結ぶ通り)をネットのカーテン越しに眺めることができる。
東棟の部屋とステートルームに入館するためのチケットは、75ポンド(1万5,300円)かかる。これらのエリアの夏季開放期間は9月29日まで続く。