カンボジアの環境保護活動家たちは希少種であるシャムワニの卵を106個発見したと、職員らが7月18日に発表した。それは過去20年で最大の発見であり、この種が野生で生き残るのを助けるかもしれない。
この卵は5月にカルダモン国立公園で発見された。自然保護団体の「ファウナ&フローラ」および農業省と環境省の共同声明によると、6月下旬に、60個の卵がふ化に成功したという。
この発見は、希少なワニの種が復活できるかもしれないという希望を与えるとこの声明には書かれている。
この種は絶滅危惧種に指定されている。1990年代には残っている個体数がとても少なかった。密猟が原因で、多くが死亡した。他の個体は、生息地が破壊されたときに死亡した。
野生で残っているシャムワニは約1,000匹のみで、そのうちの300匹以上がカンボジアにいると考えられている。