オーストラリアが部分的に資金を提供する試験的なプログラムのおかげで、聴覚に困難のある静岡市の子どもたちは来年から聞き、学び、話すことがよりよくできるようになるだろう。
そのプログラムの一環として、静岡県立総合病院で3年間、オーストラリアのスタッフが専門家を訓練するために日本に来る予定だ。
このプログラムは、オーストラリアの企業コクレアによって作られたインプラントを使用する。このプログラムには、640万オーストラリアドル(6億4,000万円)がかかり、静岡市とオーストラリア政府が資金を提供する。
スタッフは、聴覚障害のある子どもたち向けのプログラムを実施するオーストラリアの非営利団体シェパードセンターから来る予定だ。
日本の公衆衛生の専門家たちは子どもたちが人工内耳インプラントを受け取りやすくしたいと考えている。
オーストラリアでは子どもたちが人工内耳のインプラントを受け取ることができるのは生後6ヵ月であるのに対して、日本では1歳だ。