火災で沖縄県の首里城が大きな被害を受けてから5年が経ち、この歴史的な遺跡は再建の最終段階に近づいている。
2019年10月31日未明に、那覇市の首里城で火災が発生した。この火災で、正殿と他8つの建造物が損壊した。火災の原因は不明のままである。
火災からちょうど5年となる10月31日に、約100人の消防士と警備員が午前6時に再建工事中の現場で防災訓練に参加した。彼らは、早朝の火事が起きた場合の緊急時の手順の訓練を実施した。
「我々の目的は、いかなる火災にも確実に対応できるよう、建物の状況に合わせた訓練をすることだ」と、国営沖縄記念公園事務所の高橋涼所長は述べた。
首里城再建中は、観光客はガラスの仕切り越しに再建工事を見ることができる。